| 政治を揶揄する表現テレビ朝日 |
先頃テレビ朝日系の番組で衆議院選挙で当選した自民党新人議員を「高市チルドレン」と字幕に流していた。これをみて何と小ばかにした表現かと、20数年前小泉政権下での「小泉チルドレン」「小泉ファミリー」と揶揄った放映もあった。テレビ朝日はどういうつもりで新人議員を「高市チルドレン」と称したのか、つまり国会議員を軽視した表現である。面白おかしくの表現は政治社会に使うものではない、以後正されよ。
テレビというもののは誠に始末に負えないものだ、小泉時代郵政民営化選挙で総務大臣の片山氏が「小泉チルドレン」の女性に敗れるという波乱があった。テレビ人気に乗じた有権者の軽々しい投票の結果である。
テレビの表現が人間社会にとって大きな影響を与えた結果でもある。古来から「人の口には戸は立てられない」と言われてきたように表現の自由だ報道の自由と息巻かれて何でもかんでもキャッチフレーズを創り上げて流されては社会にとって政治にとって何一つ良いことはない。面白おかしく演じるのはお笑い芸人たちで結構だ。テレビという表現の魔物の恐ろしさを当局関係者は逆手にとって高飛車に出る。
これこそ社会を狂わすテロ以上の危険なものはない。そのため与党野党問わず国会議員たちは言葉の一句一言に気を使って発言するという発言の自由を束縛する何物でもない。
政治停滞はテレビや新聞等の報道機関にその原因がある、例えば予算審議の重要な国会も誰それの発言をめぐって責任追及の場にしていく、これらすべてメディアから生まれた問題である。政治を停滞させるメディアたちを厳しく取り締まる必要がある。表現の自由にも限度がある、当然取材の範囲も限度というものがある。先ごろNHK未解決事件で「三億円事件」を取り上げていたが、犯人として報道されそのため生きるのが苦しく自殺に追い込まれた青年がいた。これほど無念な人生はなかろう。当時の報道担当者の責任はどうであったか明らかにされていないが、謝罪で済ましたであろう。
このように現在でもテレビなど報道によって何万人の人間が苦しんでいるか。情報が真実であろうが空言であろうが空気感染をして不特定多数の耳に入る。民放テレビをはじめメディア全体の情報提供の見直しが喫緊の課題である。
2026.02