人の口に戸は・・・テレビメディアの功罪

台湾有事に関する高市発言がそれほど重大なことかと言いたい。そもそも高市氏の発言は国会での立憲民主党議員の質問に対する答えである。その質問の内容によっては今回のような答弁をせざる得なかったのではないか、質問の内容には触れず答弁だけを強調して流すテレビメディアの対応こそ問題である。

さらに追及すれば立憲民主党議員の質問の意図は何であった、端から高市発言を探りにかけそれを肴に追及する魂胆があったのではないか、それに乗じてテレビなどメディアは一斉に動いた、その動きが中国に伝わり騒ぎを起こした。考えれば立憲民主党議員の姑息な質問が政治の混乱を招き中国への悪影響をもたらしたといってもよい。

そのためテレビは30年前の細川内閣時代に遡り中国との声明文書を持ち出し日本は一切台湾問題には関与しないといった約束事を強調し、高市発言の不適切さを取り上げるに至っては何をか況やである、時代は変わっているのだ。30年も前と現在とでは台湾への関わり方も当然違ってきた。また中国の台湾への対応も変わってきた筈だ。

古来「人の口には戸を立てられない」といった言い伝えもある。例え嘘の噂でもこれを止める手立ては誰にもできないということだ。さらに嘘のうわさを本当のように流せばだれもがそれを信じてしまう。

高市発言がどうであれ中国が日本に制裁を課したことはむしろ日本にとって好材料の面も多くあろう。中国人観光客の激減は爆買やマナーの悪さから解放され日本人のための観光地として復活する機会だと捉えればむしろ高市発言の効果があった。

さらにガソリン代の大幅な値下がりは目に見えてはっきりと分かる、これほどの対策に乗り出した内閣は後にも先にも高市内閣以外ない。物価上昇の原因はここ数年来続く観光促進による米の需要増から始まったのである。

2025.12

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