正に中国の脅しに屈しているかの日本である。中国が世界第二位の大国になったのは誰のおかげである。日本は大戦後の賠償として莫大な円借款を行い、その上自動車等の産業部門において日本人技術者を派遣して指導してきた。そのおかげで今の中国があるのだ。それをはっきりと中国習近平に伝えるのだ。今後中国が日本を脅すような真似だけはさせない外交に努めるべきだ。

高市氏の発言は従来の日本政府の対応と何ら変わらない。それが火種となって関係悪化を招くことは先ずあり得ない。それほど中国は馬鹿ではない。経済大国になり日本への観光客が日本経済を支えてきたという自負も彼らにはある。

中国という成り上がり者はアメリカと対等な位置にあることで属国のようなわが国を目下に見て脅し文句を伝えてきただけのことである。そのためにも今後は独立国としての日本の強さをしっかりと中国に示す必要である。そのためにもわざわざ中国まで出向いて発言の撤回を求めることは必要なかった。残念なのはその中で外務省の弱腰と受けとられる映像が公開されたことだ、ポケットに手を入れふてぶてしい中国担当者をみてどう思う。

何処の国のカメラマンの仕業なのか、まさか日本のメディアではなかろう。連日中国側の制裁をあたかもわが国の総理大臣の責任のように取り上げている、そうしたテレビメディアたちの態度こそ改めなくてはならない。

観光客の規制や海産物輸入の停止、留学生派遣の自粛などわが国の経済にとって痛手となる事柄においては無視し、対抗措置も視野に中国観光客のマナーの悪さを指摘し、中国人による不動産売買への規制の強化に乗り出すことを中国側に伝え、日本は誇りをもって中国と対峙すべきである。

2025.11

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