独立国として中立的視線に立て

高市新内閣に期待していた独立国としての強い日本構築の考えも水泡に消えた感がある。そのひとつがウクライナ支援である。氏は今後もウクライナ支援を推進すると述べているが、全く誤算な政策である。日本にとってウクライナ支援は何のための支援か、アメリカやNATOとは立場が違うであろう。国際法上違反をしたロシアへの忠告なら理解できるがそのためウクライナへの支援は何の国益にもならない行動である。

ロシア制裁はわが国にとって北方領土問題を大きく後退させかつ漁業者にとっても大きなダメージを与えた。これではウクライナ支援に回るのは外交上の儀礼に従っているだけではないか。残念としか言いようがない。さらに拉致問題に至っては大きく後退させた。先般総理はトランプ大統領への協力を呼びかけ就任中に事を決する覚悟といっていたが、それこそ夢のまた夢の絵空事としか聞こえない。

すべてわが国にとって何一つ益なしのウクライナ支援である。さらに総理は国会答弁でも独立国としての日本を明確に世界に示すと述べたがこれも絵空事になってしまうだろう。相変わらずアメリカ傘下の属国に終わってしまうということだ。

高市氏には今一度考え直してもらいたい、真の独立国とはわが国が第一人称として世界に対し意見を述べ向き合うことである。わが国にとって百害あって一利なしのウクライナ支援の中止を世界に呼びかける力を持つことが独立国としての外交である。

北朝鮮を見よ、わが国と考え方こそ違うがあの小国がアメリカはじめ世界から核開発に対する強い非難があっても毅然として核は手放さないと明言しきっているではないか、これこそが独立国であり国の意地である。この姿を高市内閣には見習ってほしい。今からでもメディアの批判には目をくれず独立国としての矜持を持った行動をとっていただきたいものだ。

2025.11

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