社会を政治をかき回すメディアたち

今回の総裁選ではメディアの予想を裏切り安部派に近い高市氏が当選した。このため面白くないメディアたちは安部派の裏金問題を蒸し返した。その動きに警戒感を示したのが公明党である。昨日も高市斎藤両党首を交えた連立への動きもこの裏金問題の扱いについて意見が合わず持ち越した。そして今日10日斎藤氏は連立離脱を自民党に申し渡した。

そもそも公明党は中道路線を敷いてきた政党で創価学会を母体に誕生した政党である。右でもない左でもないといったあいまいな中道が政治力を発揮することは不可能に近い曖昧な路線であった。そこで与党である自民党と連立を組むことによって政治色を表すことができたのである。その長きにわたってきた自民党との連立を離脱したのには深い訳があるだろう。

動物に例えれば蝙蝠的な存在で、相手の出方に次第で損得を考え得する方に加担する、その公明党の離脱を後押ししたのがテレビメディアたちの動きである。小泉氏落選を受け安部派に近かった高市氏を政治と金の問題を再三取り上げ悪い風評を撒き散らした、これに呼応するかのように公明党は次の選挙に勝てないと判断し決断したと考える。

これを大きく報じるのがメディアたち、「総理大臣指名選挙では決選投票になっても高市早苗には入れない」と斎藤代表が言い切ったと報じ女性初の総理大臣も不透明になってきた。なぜこうした決裂が生じたのか裏金問題ばかりではない、29年間手を携えてきた両党がここまで追い込まれたのは他に第三者の力があったのではないか。

今やテレビはどの家庭にもあり全国網の放送であることを考えれば選挙ばかりか様々な出来事が国民の目に耳に伝わってしまう時代である。恐ろしいのは流す側はうそ偽りのない事実と開き直ってもその流し方によっては受け取る側に誤解を与えてしまう、このことが誤った方向へ政治を進めてしまうのである。先頃NHKテレビの番組で未解決事件の放送を見たが、当時マスコミの情報が真犯人を平沢貞通に仕立て上げてしまったと回想していた、正にマスコミの力は知る者にとって大きな影響を与えるものだ。

公明党の離脱で政治は大きく変わっていくのか、政党間の蝸牛角上の争いが日本のためになるのか考えなくてはならない。何故公明党は今かこの疑惑は頭から離れない。政党政治の歪みと陰りを思わせる。例え良き政治が生まれても人間の小賢しさは再び芽を吹き政治界をかき回すだろう。困ったものだ、メディアの自粛を求めかつメディアに対する規律ある規制を求めるのみである。



2025.9


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