ヘイクでかき回すアメリカメディアたち

イランイスラエルの停戦ニュース、停戦合意に至ったと報じた直後まアメリカニューヨークタイムス、CNNは核施設の破壊は完全ではない。停戦合意も半年持つかどうか疑問であるとの情報を流し始めた。正にまたかのニュースである。5年前かトランプ氏とキムジョウン両氏の会談があり両者ともに友好的な関係に至った直後やはりCNNかニューヨークタイムス何れかの情報は北朝鮮がトランプとの約束を反故したといったニュースを流した。

そのため結果的には折角の友好ムードも水の泡と化し以前の米朝関係に戻っていった。これが最初であったからでニューヨークタイムスやCNNの反トランプつまり民主党寄りのメディがあれこれとヘイクな噂を世界に流し続けていることに問題がある。

日本でもテレビ各社もアメリカメディアの傘下のようにまことしや追従し続けた。今回のニュースも全く同じパターンで反トランプ色を出しかき回し戦術に入ったといってもよい。まったくテレビなどメディアに睨まれれば厄介なことになる証である。

正義とは何か考えなくてはならない、昨今テレビ等メディアが余りにも強くなりすぎたからでそれを後押しする人間が多くいるからだ。井戸端会議の噂では済まされない世界を狂わす大きな犯罪行為がメディアのヘイクニュースである。世界はこうしたメディアの在り方を正すにはどうしたらよいか真剣に考えなくてはなるまい。ヘイクな噂を本当のように流すことくらい朝飯前のメディアの存在である。


それにしても4年前トランプからバイデン政権に代わって世界は一変し各地でテロや戦争が勃発した。にも拘らずそれらの情報をなぜ大きく流さなかったかである、ウクライナロシア戦争に目を向けさせイランイスラエルの戦争はひた隠しにしてきた、イスラエルの攻撃のためイランから逃れたい難民が続出しているにもかかわらずである、つまりバイデン政権下ではイスラエルのイラン攻撃が今以上に激しかったことを意味している。アメリカメディアの多くはバイデンを支持するかのように反トランプ批判を繰り返すが、これが正しいメディアの在り方か日本のメディアもアメリカに追従するだけであった。

アメリカとわが国の違いは何かを考える。移民の国アメリカと歴史の上に立つわが国とは自ずと考え方や情報の授受は大きく違って当たり前である。日本のメディアもいつまでもアメリカメディアに追従するのではなく正しい情報をキャッチし国民に流す、それが責務と心得るべきだ。


2025.6


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