場を弁えよ目に余る女性議員の服装

衆参問わずこのところ女性議員が増えた、それに伴い目に余るのが女性たちの身なりである。国会という場を劇場と勘違いしてか派手な服装の議員が目立ってきた、それを正そうとしない男性たちも情けない話ではないか。それに比べ男性議員は全員が地味な洋服で国会に臨んでいる。あまりにも男性議員と女性議員の身なりの違いに唖然とする。

今朝も国会中継の場で自民党議員の女性の髪形が娘のように長くたらし白いリボンで止めてあった。これを見て気づいたのである、国会議員がこのような華美な身なりでよいものかと、国会という場は規律を重んじ神聖な場である、そうした場というものを弁えず綺麗に飾りたいといった女性のエゴを強く感じた。

一昔前になるが年明けの国会に当時議長だった女性議員が振り袖袴姿で登場した、この不謹慎者と思ったが前職が女優であったから仕方ないかと見過ごした、それはその女性以外はみな地味なスーツ姿であったからだ。

ところがこのところの国会中継を見ると先の女性同様服装が派手になりおめかしをしてくる議員が余りにも多いのには苦言を呈さずにはいられない「場を弁えろ」と。女性への甘やかしが国会にも及んでいるかの批判である。

女性議員に申したいのは自由の掛け違いばかりか場というものを弁えることがいかに大切かを考えるべきである。政治は社会の鏡ともいわれる、今はその反対に社会が政治の鏡となってしまった。ファッションの世界がそのまま国会という政治の場に持ち込まれ身なり服装は乱れ、正に軽薄な国会といわざるを得ない、女性議員も男性議員に倣い地味なスーツ姿で登場するのが良識と改めて欲しいものだ。


2025.5


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