情けない国務大臣テレビにへいこらへいこら |
昨今の国会議員たちはテレビに対して平身低頭な応対が目立ちすぎる、誠に情けないの一言である、それだけ今日テレビの権力というものが強くなりすぎている。悪い噂におそれ一言一言の発言におそれる議員たち。国民を代表し国政を預かる者として恥ずかしくないかと叱咤する。選挙を前にすればするほどテレビに気に入られようと振る舞う議員たち、このような軟弱体質な議員がいつから生まれたのか。
思えば20年前時の総理大臣小泉純一郎はテレビを味方に大判振る舞いの政策を成し遂げた。テレビの人気というものが追い風となり選挙戦でも大勝した。こうした影響が国会議員一人一人に対するテレビというものへの考えが変わり悪い噂を流すまいと必死に生き抜いてきたのだろう。テレビの取材へのバカ丁寧といえる言葉遣いには呆れてものも言えない。
そのテレビに堂々と立ち向かっていったのがアメリカのトランプ氏である。ヘイクニュースと情報への非難がその後のトランプ体制への負の噂に繋がり2度目の大統領選では逆転負けをした。テレビの力は大臣クラスの言葉尻をとっては非難する、そのため何人もの大臣はその職を去らざるを得ない窮地に追い込まれた。
こうしたことがきっかけとなりマスコミという情報屋たちへの気遣いが募り発言にも言葉を選んでは対応する。これでは発言の自由が消滅してしまう、だがテレビ等メディアは取材の自由だ発言の自由といっては憶測ごとでも流しまくってくる。これが本当の公平な社会の成合なのか考えなくてはなるまい。
言葉を選びへいこらして取材に応じる政治家からよい政治など生まれようがない。テレビの在り方を厳しく取り締まる方策を国会議員たちには考えてもらいたい。いかに取材の自由だ発言の自由と雖も限度がある。発言の自由は国会議員たちにもあってしかるべきだ。もっと襟を正し大臣としてその地位にあるべき姿で応対すべきである。
2025.4