誤った見方情報メディアの在り方を正す

何故トランプ大統領への批判が多いのか、戦争への終結に向けた外交努力等を高く評価すべきである。ところがテレビなどメディアは挙って批判めいた情報を流し国民への洗脳的圧力を加えている。先頃もテレビからウクライナ非難民のその後の活躍を取り上げロシアの一方的侵略の下頑張ってきた様子をインタビューを含めた映像で流してきたが、それを見れば誰もがロシアが悪のように伝わってしまう。

戦争は喧嘩両成敗であるのが基本でなくてはならない。ロシアのウクライナへの攻撃はウクライナ側にもそれなり攻撃される要因がある。そのことにメディアは一切触れてこなかった、ウクライナ側に立った側面だけを流すから真実と異なった情報となるのである。アメリカトランプ氏の言うゼレンスキーを独裁者と名指ししているが、まさにその部分も否定できまい。

ゼレンスキーは選挙で大統領の地位を勝ち得たものでないと指摘している。己の政治的イデオロギーから反ロシア体制を敷いてNATOと手を結ぼうとした。何故NATOへかそれは自由と民主主義といった甘い言葉に乗せられ現在置かれた体制に不満があったからだろう。ロシアから逃れる手立ての一環がNATOに加盟することだった。その先はロシアへの攻撃も目論んでのことだろうことは分かることだ。

こうした両者の側面だけを流すのがメディアだから始末が悪い。テレビメディアは、トランプ大統領について連日のようにようにいいこと悪いことを流す。こんなことはバイデン氏の時は何もなかったことだ。バイデン氏に代わってから世界の各地ミャンマー紛争を皮切りに世界各国で紛争が勃発した。その大きな紛争がロシアウクライナ戦争である。だがメディアはこうした状況の原因の一端が民主党がバイデン氏にあることなど一切流さずに静観した。

米民主党はメディア受けがよくテレビ等のメディアから支持されていることは想像できる。あってはならに事だが日本も御多分に漏れずバイデン時代の批判など一向に流さずにいた。こうしたメディアの対応を非難するのである。メディアは双方に公平な立場で向き合うことが良識の範疇でなくてなならない。その耐場が5年前のトランプ新大統領の誕生で崩れ去った。何故か、それはトランプ氏があるテレビメディアを名指しでヘイクと呼んだからである。

こうしたことに反発してそれ以降反トランプ的情報を流すメディアとなった。何とも幼い未熟なメディアである。このメディアに同調してわが国のメディアも同様な態度に出た。これが一方通行側面だらけのヘイクニュースに繋がり子供から大人まで民衆を反トランプに洗脳させたといってもよい。

歴史的な対話と世界の注目を集めたトランプ氏と北朝鮮キム氏両首脳の対面もその後ヘイク紛いの情報のため水泡となったことは明らかである。なぜなら北朝鮮も核開発から一度は手を引くことを約束したにもかかわらずトランプ大統領の発言がどうとか横やりを入れたメディアの影響もあってキム書記長を警戒させ水泡と化した。すべてがメディアの悪行といってもよい。メディアはどうあるべきか、中国古来から伝わるチンというデマを飛ばし失脚を誘う小鳥のような存在が今のメディアであろう。

先頃も中居正広とフジテレビの関係で週刊文春の一部誤った記事が訂正された。訂正で済む問題ならいざ知らずこれが大きな誤った方向に展開したならばごめんなさいでは済まされない。情報とは何かスキャンダルばかり追いかけるメディアも考え改めなくてはならない。わが国はこうしたメディアへの規制が甘く発言の自由とか取材の自由など一部誤った自由の掛け違いでも黙認してきた。この自由という甘い言葉の一人歩きが様々な事件やトラブルを引き起こすトリガーになってきたことを忘れてはなるまい。


2025.2


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