中居正広事件、もみ消すメディアたち

中居正広と女性との二人だけの食事会つまり密室でのトラブルとは性に関するトラブルで中居の一方的な性行為に女性が抵抗できずに泣き寝入りしその肩代わりが9000万円という多額な示談金で解決したと受け取れる。これは示談とは別に強制わいせつ行為にあたり強姦罪または暴力罪,、密室に閉じ込めたとなれば監禁罪と様々な罪が適用されてもおかしくない刑事事件である。ところが人気タレントであることを理由にテレビはじめマスコミは女性とのトラブルとすり替えた。さらにフジテレビ社員がこの件に関与している云々から矛先をフジテレビ幹部に及び会社の責任問題にまで発展した。

誠に後味の悪い情報が流れ肝心の加害者である中居正弘の処分については一切なしのまま今日に至った。詳細はよく伝わってこないが昨日のフジテレビの記者会見で10時間という前例のない会見に事の大きさを感じた。そもそもこの問題は個人的な問題が中居とフジテレビの会社内のトラブルに移行されたのも不思議なことである。何が原因か、女性の保護という立場でフジテレビ側は会見に臨み会長と社長が責任をとって退任した。フジテレビが接待用として女性アナを派遣したとなれば女性自身も承知の上のことトラブルになるはずもない。

これほど大掛かりな事件だったのかと耳や目を疑った。然らば事件というなら何故に警察は捜査に踏み込まなかったかである。被害者の訴えがなければ捜査に踏み切れないのか、訴えがなくも不審に思い捜査に乗り出すのが警察の任務ではないのかと。中居自身が女性に対して一方的な性行為を迫りそのため女性は精神的に大きな苦痛を得たとなれば当然中居自身を強制わいせつ罪で告訴できる、警察の動きのないといったことも不可解である。

このような事件は昨年も検事正と部下の女性との間で起こり、現在はどうなっているのか告訴中なのか不明だがこうした女性とタレント上司といった女性からみれば上役に当る人物との接触が原因となっている。会見上フジテレビの責任追及が激しく行われたが、一般人にはよく理解できない。何がフジテレビ側に重大な責任過失があったのか、一部フジテレビ社員が中居と女性の間にかかわっていたという噂もあったが、それも訂正された。

今回は週刊文春の記事から爆発したと指摘もあるように真実を伝えるのがメディアの責務であるが、一部情報に誤りがあったとして訂正するといったことも伝えられているがむしろこの誤った情報を流した文春側の責任は大きい、表現の自由など逃げ口上はあろうが少しの表現の過ちが個人や団体を巻き込んでの事件に発展させたならば許されるものではない。

過去の記憶にあるが元官僚幹部と朝日新聞の女性記者の一件、セクハラ問題が発展し官僚は辞任に追い込まれた。二人だけで会食中男性のセクハラ行為を録音するといった手際の良さもあって官僚は辞任に追い込まれた事件、このとき朝日新聞側の幹部は女性にどう対応していたのか、再三のセクハラを受けていたにもかかわらずこの日も女性一人で会食に同席させ二人だけにした、これはどう考えてもフジテレビ以上の明らかな社としての過ちではなかったか、だが朝日側は報道に取り上げられることもなかった。、

これなどまさに朝日新聞の体質を批判しなくてはならない。女性記者にしても再三のセクハラ行為を上司に相談し当日の会食には一人でなくあるいは本人でなく他の記者になぜ変わってもらえなかったかが良識の目で見て不思議である。

中居正広の事件ばかりかタレントと女性との問題は何時いかなる時も起こりうる問題である、男性側の責任ばかりではなく女性側の責任もある。双方大人であるからで、男性には節度女性には身を守るための防護術つまり二人だけにならない、いつまでも羽目を外した飲食は避けるといった行動を身に付けることである。今回の事件については民放テレビ側が中居本人擁護のため矛先をフジテレビ側に向けたといってもよい。

誠に恐ろしいことだ、今やテレビは情報のテロといわれるまで変身した。テレビ各社が挙って同様な情報をでっち上げてくればそれを否定することが非常に困難な時代である。ヘイクという言葉も満更聞き流すわけには参るまい。ヘイクな情報によって民衆がそれに従えばテロと同様国家を揺るがす大惨事となる。5年前、トランプキム両氏の交流もメディアのテロの前に無残にも水泡と化したことは事実である。今回の事件も加害者は誰か勿論中居正広であり被害者は女性アナとなる、その両人の認否も明かさず記者団はフジテレビをターゲットに攻撃を繰り返した。恐ろしきは誰あろう井戸端会議のおばちゃんたちの噂話よろしくテレビメディアたちである。


2025.1
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