正せ日本の仕組み観光とテレビ放送

現在の日本を正さなくてはならない大事なことは。ひとつに観光推進の姿勢である。将来を見据えた時このままでは小国日本は潰されてしまうということだ。それは国土がなくなるのではなく日本という国を指す。今や日本の観光地のほとんどが外国人に占められ日本人はその陰でひっそりとしている姿を浮かべて欲しい。業界は儲け第一で国内外問わず一派絡めた対策ばかりとってきた。

本来観光地を含め日本の景観は日本人が真っ先に楽しむこれが本道となくてはならない。それがいまや何処の国かも区別できないほど混沌とし、マナーなどそっちのけのあらされ放題ということを観光当局は承知いるかである。

今朝も富士登山の映像が入ってきたが彼らのほとんどが外国人で世界遺産富士というキャッチフレーズの効果が日増しに表れてきた。富士だけならよいとはいわないがこの先この状態が日本国内に蔓延してきたならばどうなるのか想像も難くない筈だ。モラルやマナーは外国人のために失われ新たな観光へのマナーやモラルが罷り通るだろう。さすれば日本人のという小さな尺度では測れない習慣が生まれてくる。

このことを真っ先に考えこれでよいのかと正しているのである。経済優先儲け主義が起こす大きな問題ではないか。海外への支援が大きくいくら金が集まっても足りないような外交路線を今の岸田内閣は進めている。正にアメリカのカバン持ちリーダーのなりの果てである。

ふたつにはテレビ放送の改革である。コマーシャルがのさばる民放テレビを撤退することである。それには民放各社も受信料を徴収しそのなかで経営するということだ。企業をバックに企業の言うなりのテレビの時代は終わった。テレビの有効活用はどこにあるか真剣に考える時である。目から入る情報の重要さは当たり前だがその重要部分をコマーシャルが独占するといった姿勢はあってはならない筈だ。販売促進を民放テレビに求めてはならないということだ。

また民放各社は視聴者の選択肢にあってこそ成り立たなくてはならない。受信料を徴収することがもっとも公正かつ公平な放送社会であろう。NHKもこうした民放局が独自の番組作りに専念し質の高い番組を提供するならおちおちしてもいられない。NHK民放両者の競争が質の高い番組づくりに繋がっていく。販促のためのコマーシャルは企業各社の才覚で独自のテレビ局を立ち上げればよい。楽して儲けようとする魂胆が気に入らない。

こうした放送社会を恐れてかNHKに受信料を支払えば民放テレビが視聴できるなどの仕組みは誤った考えで改めなくてはならない。民放もNHKも公正な競争に入る時代である。いつまでも企業に頼る民放テレビ同様受信料支払いの義務を押し付けてきた親方日の丸的なNHKの内部も一掃する時である。



2024.8

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