大相撲夏場所中日八百長相撲相次ぐ

大相撲夏場所8日目貴景勝対霧島、続く9日目の貴景勝対御嶽海戦、この2番をみてまたかと感じた八百長である。2勝5敗と負けが先行しカド番に立たされている貴景勝は霧島戦では立ち合いから一方的な押しで勝ち、9日目の御嶽海でも一方的な押しで勝利し4勝5敗とした。この二つの取り組みに類似しているのが一方的という内容である。

霧島、御嶽海のそれまでの相撲からみてもあまりにあっけない幕切れで八百長ではないかと受け止めた。霧島にしても何ら抵抗する姿勢は見られず後退する様は正に稽古場相撲であり、御嶽海に至っては押されるままに土俵をを割った。

今場所カド番の貴景勝は序盤から負けが先行しこのままでは勝ち越しも難しいと感じてきただけにこの2番の取り組みが貴景勝擁護のための八百長相撲ではないかと受け止めたのである。霧島に至っては過去にも似たような無力な相撲で貴景勝の危機を救った相撲があったが、まさか御嶽海までがとその相撲ぶりには愕然とした。過去にも再三のカド番でも対戦相手に恵まれどうにか勝ち越してきたのとは違って、今場所は御嶽海までが組織の圧力に負け八百長相撲を演じてしまったのかと疑わざるを得なかった。



2024.7

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