疑惑深まる貴景勝の休場と黒い霧 |
大相撲春場所は14日目から貴景勝が休場となった、またかの予想通りといってよい。カド番で7勝5敗の貴景勝は13日目の琴ノ若戦で八百長もどきの相撲でカド番を脱すると即休場とした。八百長もどきとはそれまで好調な琴ノ若は貴景勝を組み止めまわしまでしっかりとって一旦は土俵際まで攻めた、が貴景勝の振り回しにあっけなく土俵を割った。予想外の展開といってもよい。9分9厘琴ノ若の勝ちを予想していただけにこの日の琴ノ若の無気力な相撲は八百長と疑わざるを得なかった。
更にカド番を脱するとあと二日間というのに休場する貴景勝に大関としての資質を疑った。大関昇進以来一場所ごとに休場休場を繰り返しカド番を脱してきた。これに対して相撲協会は何らの注意や罰則を与えることなく今日まで続いてきた。こうした特別扱いは貴景勝擁護の八百長と指摘してもよい。
とにかくずるいというか実力の伴わないまま大関に昇進させたのも協会であって、ここ数年の彼の土俵をみれば明らかに大関として相応しくない土俵が続いた。横綱にするまではどうしても大関の座を守らせたいとの表れか、これは相撲協会ばかりか報道機関にも感じてならない。このままでは必ず有能な力士は育たないまま土俵を去っていくだろう。
2024.3