日本の誤った道アメリカとは一線を画す |
誤った道とは何か、今わが国の置かれている立場と歩んできた道を考えれば分る。正しい道を人間は進まなくてはならないがその正しい道というのがアメリカの影響下にあって誤った道を強いられてきたといえば語弊があるか。例えばロシアウクライナの戦争でなぜウクライナだけを支援してきたか、ロシアにだって言い分がある戦争とはそういうものだ。日ソ平和条約締結を反故にしてまでアメリカの指示に従ってきた。ここに大きな過ちがある。
戦後アメリカの支援もあって急成長してきたことも確かだろう、だがそれはお互いに利益を分かち合ってきたといってもよい。日本が降伏した背後にはアメリカの原子爆弾という悪魔があるからだ。アメリカは全世界にそれを正当化すべき日本に肩入れと同時に東側諸国の玄関口にあたる日本を抱き込むことはアメリカにとって重要な位置づけである。今アメリカがあるのも日本に米軍基地を配備し中国ロシア北朝鮮を押さえつける狙いがあってのことだ。
わが国が最も危険な状態にさらされているのもアメリカが背後から支援しているからだ。核の傘下はアメリカの傘下つまり五十何番目かの州と同様な位置にあることをもっと怒らねばならない。怒りを忘れ風見鶏外交はどの国にもニコニコ側で付き合ってきた。いやアメリカの指示でそう付き合わなくてはならないという立場だったことを忘れてはなるまい。
今やバイデン政権に変わり世界はアメリカ的な行動が目立つ、そのためそれに反発する国々がテロを蜂起させているのが現実だ。テロが激しくなれば戦争に突入する。自由と人権という甘い言葉に世界のバカ者たちが洗脳され反動分子化して小競り合いが起こっている。自由と人権などどの国にもある、しかし誤った自由の解釈と人権はむしろ国家を衰退する何物でもない。
アメリカの狙いのひとつが世界を弱体化させ思うように牛耳る狙いがありそうだ。日本もセクハラだジェンダレスと悪しきモラルが浸透しつつある。アメリカが恐れるのは日本が強国になることだ。アメリアに洗脳されてきた日本人の自由の掛け違いと人権を盾に古来から守られてきた教育と習慣が一掃されつつある。男は男らしく、女は女らしくを否定し批判する者たちこそ日本を弱体化させ亡ぼす要因となろう。
強い国とは戦争に強いではない国家として矜持を持ちいかなる国とも公平に付き合える国をいうのである。アメリカをはじめNATOの言いなりになるような国は弱い国ということだ。昨年のサミットにウクライナのゼレンスキーを呼ぶなどその確たるもので恥じなくてはならない。強い日本にするために何が必要か、先ずアメリカと互角に渡り合うことだ。米軍基地の縮小は真っ先に行うべき重要課題であり、そのためには防衛のための軍備もそれ相当必要である。
理想や綺麗ごとで事が治まる世界ではない、北朝鮮ロシア中国を含め如何にして対等に手を結べるか、またアメリカとは一線を引き確かな日米同盟を結ぶように努力する。そのためには現在の岸田政権でないむしろ今までの首相指名でなく、国民自らが選ぶ直接選挙が必要であろう。ここにきて政党政治の行き詰まりを強く感じる。国会は半世紀以上与野党の罪のなすりあいで日本をどうする予算は適正かといった本来の国会運営ができない状態も完全な独立国でないからだ。最早政党政治に終わりを告げ、新しい国会を創出するための選挙制度の改革が必要ではないか、いつまでも口先のなじりあいと原稿朗読の国会劇に終止符を打つべきである。。
2024.3