アメリカのかばん持ち岸田政府

このところの岸田氏の行動をみればまさにアメリカのかばん持ちよろしくバイデン氏に気遣った行動が目に付く。所詮かばん持ちの器量しかない岸田氏だから仕方ないと諦めるわけにもいくまい。国内の困窮状態には差別的な給付金でごまかすといった抜本的な政策にかけている。反面海外へはいとも簡単に支援金をばら撒くといったアメリカ政府の肩代わりの行動が表れている。

このようなリーダーが日本にとってどうか真剣に考え問わなくてはならない正にアメリカ国の属国である。戦後日本は得たものもあろうが失ったものがあまりにも大きい。ひとつに日本人としての誇り矜持である。東の国である日本が西側と名指しされる。生活にも男女平等と自由と権利を振りかざし男子は男子たる気骨や女子は女子の気骨というものが失われてしまった。

30代40代の働き盛りの男たちは女性の進出で職を奪われバイトや非正規の社員として責任のない職務についている。そのため社会にも毅然とした男性としての誇りがなく性犯罪や窃盗や強盗に誘惑されてしまう。組織の中では発言や行動が女性の一方的と思われる捉え方でセクハラだパワハラと責められ居場所の悪い職場環境に不満がたまり、家庭内暴力や行きかう女性を目の敵の様に付け回し殺人、誘拐といった事件に走っていく。

これら政治の責任は大きい、欧米に比較しどうのこうのと今更嘆いても仕方るまい。戦後政治の過ちはアメリカ傘下の敗戦国として属国の様に従ってきたからだ。日本には古来から優れた文化はもとより精神性があった。それらが歴史の浅い多民族国家アメリカの下に置かれ徐々に精神性や文化もアメリカ並みになり下がってしまった。ある月刊誌にアップル創業者のスティーブジョブス氏のことが書かれていた、氏は日本の禅に惹かれその精神性に強く傾倒していた。氏は日本の古来からの文化習慣に身を寄せ日本人以上に日本を愛していた。

いま日本の若者たちが日本をどう思っているか、日本を真から愛する愛国の精神を持っているものは一人もいまい。ジョブス氏以下の日本人になり下がっていることに若者たちは反省し禅の精神まで到達しなくても男子は男子たる気骨を養い女子は女子としての気骨を養うという精神が大切であろう。

岸田という人物はまさにそうした男子の気骨など持ち合わせないかばん持ちの精神つまり上からの命令に素直に従い気に入られることしか頭にはない。サミットにゼレンスキーを招いたりウクライナ、イスラエル支援と東南アジアの国々とはアメリカの指示通り中国をけん制とした協力体制を呼びかけ、そのための支援策など、国民はだれもが岸田政府に
疑問を投げかけている。自民党内も同様だろう、なすべきは例えアメリカに不満があっても岸田氏でない気骨のある人物をリーダーとして推挙するべきだ。


2023.11

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