犠牲者多発ウクライナロシア戦争 |
今日もウクライナの商店街で17名の一般人が犠牲になったという報道を知るに何故長期にわたり戦争が続き犠牲者が後を絶たないか、戦争反対平和をと呼びかける市民団体など。彼らはこの現状をどうとらえてきたか、戦争という避けられない人類の性と提言した学者もいた。戦争は双方どちらにも正当な理由はありどちらが正しい悪いかと短絡的に判断できないのも戦争である。
長引く戦争の主な一因はアメリカはじめ欧米諸国のウクライナ支援であることは誰の目にも明らかに映るだろう。民主化を進めるアメリカの独断が欧米各国と我が国を巻き込みウクライナ支援の強化を図ってきた。そのため何万人という戦争犠牲者が発生した。
一人の命も万人の命も命の重さに変わりない、アメリカという国はどこまでおせっかいっというかアメリカ主義を押し付けるのか、アメリカがある限り戦争はなくならない。それは民族の違い国家の違いを無視し自国の主義を主張しそれに反対する国を敵視する。この色はバイデン民主党が誕生して一層色濃くなり2年前から各国間の闘争が絶えないのが如実に示している。
アメリカは主義や主張の違う国を敵視するではなくその国の成り立ちを受け止める度量が必要である。トランプ氏の行動をマスコミは一挙一動批判ばかりしてきたが、彼の時代は北朝鮮との歴史的対話を作りロシアとも手を結べる政権であった。ところがアメリカ民主党内部にはロシアとの親密を懸念し何らかの疑いを持たせ所謂ロシア疑惑だ、根も葉もないような噂をテレビメディアを通して全世界に流しまくるというまさに中国古来のチンという.噂をばら撒く小鳥のような動きをしてきた。
選挙で負けたトランプ氏が選挙に不正があったとして抗議するのも当然だ、終盤まで断然有利と報じられてきた投票結果がどんでん返しの様に民主党バイデン氏勝利に代わったことは不思議でならなかった。郵便投票という過去にない投票の仕組みが二重投票という噂や一度出国し再度入国を繰り返し投票するといった移民団など選挙管理下の隙間を縫うような投票が実際あったかもしれない。
こうして誕生したバイデン政権は反トランプに燃え北朝鮮はもとよりロシア中国といった東側への締め付けの強化を図った。この機を狙いウクライナはNATO加盟を加速させそれに歯止めをかけようとするロシアはウクライナ攻撃を開始した。
須らくバイデン民主党誕生に合わせるようなウクライナの行動である。それまでたとえロシアの下で一部には不自由な環境下であったにせよ国民を死という最悪の状態には至らなかったであろう。そのウクライナ国民の声もアメリカ傘下のわが国の報道は反ロシアの側面だけを伝えてきた。.ここにメディアの罪というものを見て取れる。太平洋戦争戦時下でメディアの誤報によるや誤った行動をしたという事実もある。
しかし反対にメディアを味方にバイデン民主党は「世界はアメリカ、民主主義と自由」を呼びかけ東側諸国に圧力をかけた。このようなおせっかいが今まで眠っていたロシア中国など東側諸国は警戒を強めロシアはウクライナの動きに警戒し戦争へと進んだ。プーチンが言う「敵はウクライナではなくアメリカ」と北朝鮮も然り敵はアメリカと再三のミサイル実験を行ったのも当然といえば当然だ。
ウクライナロシア戦争にしてもおせっかいがない限り二国間で解決の道を探せたはずが、このおせっかいのため引くに引けない泥沼の戦争へと陥った。この責任はどこにある、アメリカは無論その命に従うNATO及び日本政府にある。バイデン政権誕生が我が国を取り巻く環境を悪化させたことは衆目の一致することだろう。北方領土問題など夢のまた夢のように水泡と化したといってもよい。
原発事故の処理水の問題では中国などから激しい反発を受け、水産物輸入停止の命令まで出された。隣国中国との会話も途絶えるような行動をアメリカに追従する付けの表れだ。政府は中国以外の国への販路を見つけると強気な応対だがそのため如何ほどの財源が必要かを承知しての上かといいたい。ガソリンを筆頭に生鮮食品加工食品と値上がりはうなぎ上りである。この事態の背景になにがある。ウクライナロシア戦争にみられる世界の不安定さがこうした状況をつくりあげてしまったことを反省すべきである。
2023.9