黒い霧が立ち込める大相撲秋場所を前に |
10日から大相撲秋場所が始まる。注目は再度カド番大関貴景勝である、大関になって以来再三のカド番を迎えてきた。だが、そこには相撲界の黒い霧が立ち込め今場所も何とか大関の座を守ることは確かだろう。もし大関転落となれば相撲界の黒い霧はすっきりと晴れめでたしといいたいところだ。
これまでの経緯をみれば貴景勝の休場もけがによる治療のためとは裏腹に実際には休養と相手力士の研究に充ててきたのではないかである。大関昇進以来こうしたことが今日まで続いてきたのが不思議である。カド番の場所は必ず納得のいかない判定や取り組みが多くある。その下支えとなってきたのも相撲協会はじめ相撲界の暗黙の了解のもとでの工作つまい八百長が公然としていたからだろう。
こうした八百長もどきの組み合わせに始まり審判各位の薄汚れた目線と八角理事長以下相撲界が一体となって横綱にするための工作を何年も続けてきたことは残念なことである。今場所もまさにそれの地を行く取り組みと何らかの貴景勝擁護策がとられることは必定だ。このように何場所もカド番と休場を繰り返してきた貴景勝に対して勧告や罰則すら与えられないのも不思議である。
NHKはじめ各メディアも貴景勝擁護の姿勢を崩さない限り同じことの繰り返しとなる。黒い霧が晴れる日はいつか、今場所にかかっている、もし仮に貴景勝が大関陥落となれば霧も晴れるだろう。良識あるファンのためにも相撲界を追求し霧の晴れることを願っている。
2023.9