腑抜けた日本危機感薄れたコロナ対策 |
正に危機感のない政府はじめ国民である。1日5万人を超す感染者が出ているにもかかわらず高止まりだと止まったかのような言葉を吐く政府。あまりにも無責任で危機感がない。長野県でもここ数日過去最多の900人近い感染者が出ている、にもかかわらず政府同様県は警戒レベルいくつに上げたとマンネリ化傾向が強い。
さらにこうした感染者急増の地域をみれば長野市が圧倒的に多く県全体の3分の一を占めるに至ってはその原因すら明らかにしない。善光寺御開帳が4月から始まりそれに合わせたように感染者数が増加してきた。明らかに御開帳がその原因であることは明らかだ。その他飯田市も多くなった、御開帳同様7年に一度の祭りが3月末に行われ急増した。諏訪市、茅野市についても御柱祭が原因と思われる感染者の増加状況をみて、県及び関係団体市町村は何とも思わないかと神経のなさを叱咤したい。
さらにそうした中、今月昨年中止した長野マラソンを決行することにした関係者にもの申したい。彼らに危機感はないのかと、開会式は取りやめたというがこれなど何の感染への影響は小さく主催者の責任逃れのための対応としか映らない。
長野ばかりか東京も相変わらず増加傾向にある、だが政府や関係者はワクチン接種を勧め対策は万全と慣れっこになり危機感というものが全くない、このままだとこの先人間社会滅亡の日もそう遠くないと断言する。生活の破綻である。経済優先企業優先策が裏目となり二兎追うものは一兎も得ずのごとく世界はコロナ兵器のため滅亡してしまうであろう。そこへ今回のウクライナロシア戦争の勃発が重なり益々厳しい状況に追い込まれている。
この二者の勃発が人類滅亡説に拍車をかけていくといってもよい。それにしても経済優先主義を見直さなくてはならなかった。ワクチンを2回3回接種しても変異ウイルスの発生が感染者を増加させている。ワクチンの効果はどうか明確な情報などない「しないよりしたほうが感染リスクは下がる」というような素人でも言えるコメントしか聞かれないのも情けない限りだ。専門家といわれる人物さへこの程度ではお先真っ暗である。ワクチンの効果が薄いならば製造会社に厳しく迫るべきである。
連日テレビからは上海のロックダウン状況の映像ばかり流されてくるが本家本元の日本はどうなっているのか、ロックダウンどころか長野マラソンやお祭りといった行事優先に何ら危機感も示さず経済効果だけを考えている亡者たちである。さらにここにきて海外からの入国規制を緩めるなどナンセンスな対策ばかりである。正に腑抜けた政治社会、スポーツ礼賛社会が一層コロナ感染者増につながってきた、もっと危機感を持つべきである。
御開帳だお祭りだ新幹線が開通したと喜び勇み物見遊山する人間をみるとお前たちは馬鹿かと怒鳴りつけたい。コロナに感染し死んでいくもの大事な人を失い悲しんでいる人々のことが頭を横切らないかといいたいのだ。
2022.4