喧嘩両成敗、ロシアウクライナ戦争 |
ロシアウクライナ戦争が長期化している、これほどまでに被害を含め大きくなろうとはだれも思わなかった。その原因をロシア大統領プーチン氏の独断による戦略とし,、戦犯者として扱うメディアも現れた。メディア取り分け新聞テレビが主なものであろうが困ったものである。虚偽の情報報道の取り締まりを強化したロシア、だが虚偽報道は許せまい。しかしこれをプーチンの戦略と称し若者たちの反戦運動と大統領批判をかわすための立法と伝えれば多くの人間は「なるほど」と頷くだろう。
だがそうではなく誤った報道がますます戦禍を大きくするならばそれは正さなくてはならない。報道の一部には憶測でことを伝えることが多いが、そのことが戦争当事者は勿論世界の人々に誤った情報として受け取られかねない。事実だけをを伝えることが報道の責務であることはだれしも承知している。
さて、日本には喧嘩両成敗という諺がある。ウクライナにせよロシアにせよ互いに言い分はある。一方的にロシアが悪いウクライナは正しいといえないのが喧嘩つまり戦争である。そのために子供や一般人が犠牲になっている、その責任はどちらにあるというのだ。自国民が犠牲になっている現状をウクライナ政府はどう受け止めている。すべてがロシア攻撃とロシアを非難する前に自分達には責任がないと言い切れるのか。
戦争が長引く責任は双方にあるというのだ。理由は何であろうがロシア側の要求を受け入れなかったウクライナとウクライナの要求を入れなかったロシア双方にある。喧嘩両成敗の理由がここにあるというのだ。第二次世界大戦において日本はあくまで降伏せず戦ったため戦禍を大きくしてしまった、それを教訓とするならウクライナは戦力的にロシアに劣っている事は明白で、即刻降伏しロシア側の要求を呑むべきではなかったかである。
ロシア大統領が戦犯者ならウクライナ大統領も戦犯者の同罪である。アメリカを中心に西側メディアはウクライナ側に味方した報道を流しているから誤った判断を世界の一般人はしてしまう。ウクライナ、ロシア批判すべての行動は日本を含め西側諸国が起こしている。ここに誤った世界観と人類差別の歪曲した考えが膨らみますます戦争を大きくまた悲惨な状況をつくってしまうのである。喧嘩両成敗、国連はその立場に立って早急に議論しどうすればこれ以上の犠牲者をださないかを検討し実行すべきである。
ウクライナを支援しロシアを制裁するこの誤った判断が戦争を長引かせる大きな要因となっていることを国連関係者は知るべきであった、だがそれが叶わない現状を嘆かざる得ない。理屈はそうだが国連もアメリカを筆頭とした西側諸国が多い中、ましてメディアの情報もウクライナ寄りの情報とあっては正しい判断喧嘩両成敗の結論など水泡となって消えてしまうだろう。
2022.3