バイデン政権になり何がよくなったかを問う

バイデン政権に変わって1年、何がよくなった。ウクライナ情勢を筆頭に北朝鮮対策などすべて物騒な世界にしてしまったではないか。トランプ政権時代キム委員長とトランプ氏が親子のように歩み寄り握手を交わしたあの場面も水泡となって消えてしまった。トランプ氏でなければできない友情の伝わるキム氏との会見、だがその後テレビ各社やマスコミはトランプ氏の功績を称えるどころか批判ばかり伝えた。

折角米朝歩み寄りの兆しが見えたところをテレビ等マスコミが伝える情報がかき回しその後も進展が見られなくなるなど、米朝関係をぶち壊したといってもよい。そしてバイデン政権が誕生したがトランプ支持派は選挙投票の不正を強く指摘し暴動化した。選挙の途中経過をみれば圧倒的にトランプ氏が有利だった。ところが終盤になってつまり郵便投票の開票などが進むにつれ一気に様相は変わりバイデン氏が僅差で勝利に結びつけた。ここに二重投票など様々な疑惑が伝えられたが逆転することなく今日に至ったのである。

バイデン氏になって何が変わった、マスコミにとって都合がよくなったことだけではないか。ヘイクニュースと批判したトランプ氏を敬遠しマスコミにやさしいバイデン氏を担ぎ上げた、その結果が今日の東西両国のにらみ合いが続く危機的状態をつくってしまったのである。

世界はアメリカといった色がますます強まり世界各国に兵を進め、民主化というフレーズを旗印にわが日本にも対中国に対する厳しい注文を押し付けてきた。子供でも分かる隣国中国や韓国とは仲良しでなくてはならない、その綱を切断するかのようなバイデン政権。冬季オリンピック出席拒否など各国にも影響を与え政治色の強いゲームにしてしまった。このことをマスコミ関係者はどうみているのか、バイデン氏への批判など何も伝わってこない。

対中国対ロシア政策に対し北朝鮮委員長キム氏はどうみているか、幾度とミサイル実験と称し警告しているのである。それについて遺憾だと批判ばかりしそのことが分からないようではお先真っ暗な世界となっていくだろう。バイデン氏になってわが国にとり世界にとって何がよくなったか改めて関係者に問う。


2022.2

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