世界を変える抜本的対策こそ急務

オミクロン株の発生が世界を揺るがす、各国のリーダたちはワクチン接種を勧めるがその効果は表れない、それは当たり前のことだ。常に思うのはコンピュータウイルスとワクチンの鼬ごっこの関係である。ワクチンが進歩すればウイルスもそれに負けないウイルスに変異していく。その構図は儲け主義の資本主義世界にある。経済云々と二言目に出てくる対策とはおさらばしなくてはならない、誰もが思いつかない思い切った対策が必要ということだ。

ひとつに、半年から1年間のスパンを持って、まずいまの貨幣価値を半分にする、物価を半分に下げる、そして国民の給与等収入も半分にする。当然保険料から住宅ローン一切合財半分にする。こうして貨幣価値を下げていけば飲食業や観光業界も収入が減ったにせよ、従業員への給与も半分に設定できれば解雇など不要となる、どうにか生きていけるだろう。今の経済社会、人間社会を大きく見直すということだ。

※ これは空言ではない、諸外国との輸出入や為替レートの問題等々課題はあるが、コロナ渦の中ではみな同じ悩みを抱えている。思い切って国際社会に投げかけてみることだ。足並みをそろえれば納得してもらえるはずだ。それだけ厳しい現状であることを訴えるのだ。コンピュータウイルスから守るにはインターネット利用を停止すれば100%防げると同様コロナウイルスから身を守るには不要な人事交流海外交流をなくすこと、鎖国も視野に入れた対策、自国主義に徹することである。

こうした構造改革なくてはコロナを撲滅することはできない。とにかく一時的にせよ物価からすべてを半額にしてだれもがどうにか生活できる環境を作るのが急務である。さらにその上で外出禁止といった法的規制を拡大していく。この規則を守るのも国民一人一人の義務である。権利ばかり主張せず義務の大切さを勧めるべきだ。今一番苦しいのは誰か考えよ、コロナに感染し死亡し重症となった当事者と家族ではないか。今できることやるべきことはこれ以上感染者を増やさないことだ。コロナを甘く見てはならない、強力な化学兵器である。この兵器を地球上から撲滅するのである。そのためには世界を一変させる対策が必要ということだ。

2021.12

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