大相撲コロナを隠れ蓑とした八百長か? |
大相撲初場所はまさにコロナを隠れ蓑とした大掛かりな八百長と目に映った。年明け早々横綱白鵬が新型コロナ陽性のため休場を伝えてきた。これなども偶然なのかと疑いたくなる。さらに横綱鶴竜も腰痛が理由として休場、その後相撲協会内部のPCR検査の結果で濃厚接触者として鶴竜も含まれていると報じてきたが、この情報を「ははーなるほど」と納得できる筈があるまい。二横綱の休場はあまりにも偶然と重なり仕組まれた八百長疑惑は深まるばかりである。
ここ数場所をみてもすべからく貴景勝を勝たせたい協会側の姿勢が強く感じられてならなかった。ライバルには休場や何らかのプレッシャーで勝負への意欲を失わせる。このようなことができるのも協会内部の組織的な仕組まれた八百長であることは確かであろう。八角理事長はどうか、彼もその中の一人とは言わない、しかし立場からこうしたことが起きているからには知らぬでは済むまい。
年明け早々の稽古風景で白鵬と貴景勝の相撲が披露されたが、白鵬の一方的な強さの前に一番も勝てず土俵に這いつくばる無様な相撲ばかりだった。これが次期横綱を狙う相撲かとその力の差は歴然としていただけに突然の白鵬の欠場は相撲界を黒い霧で覆った。コロナを隠れ蓑とした今回の白鵬休場、これが仕組まれた八百長と見なくてなんと見るのだ。
相撲関係者の感染者も六十数名としているその中で休場力士が十八名と過去に例を見ない場所となる。それでも続行するという強気な姿勢もこの機を逃せば貴景勝の優勝は遠のき横綱への道も険しくなるとの判断であろう。とにかく恐ろしい大相撲になったものだ、悪というのはどの世界でも一時は幅を利かせるものだ。こうまでして貴景勝を横綱にしたいという協会の狙いは何か。押し相撲一本の貴景勝に横綱は無論大関の力も疑うというのが大方の見方である。
2021.1.10