コロナ撲滅に全力を注ぐ、経済二の次 |
今は我慢が必要だ、これはすべての国民にいえることで、我慢ができなければいかなる対策を行っても何ら効果はない。自粛や禁止も我慢ができるかどうか一人一人の精神的な強さが求められる。会食やGo-Toトラベルにしても各自が我慢すれば被害も最小限に抑え込むことができる。コロナの犠牲はすべての国民に当てはまるのは当然だ、死んでいった人間のことを考えればよい。化学兵器もどきのコロナウイルスに向かっては我慢しかないということだ。
自粛だ時間制限といった対策を打ってもみんなが我慢できなければだめだ。コロナ撲滅と経済再生、本末転倒してはそれこそ国内ばかりか世界は危機に陥る。コロナ感染拡大の中、いまだに経済かコロナかと踏ん切りのつかない議論が飛び交う情けない状況ではないか、まさに決断のできない民族である。人命を揺るがし日常の生活をも脅かすのはコロナか経済どちらか、言わずとも誰もがわかる。経済は二の次という決断が今求められている。このままの状態が続けば将来必ずや禍根を残すことになる。経済はどうにでもなる、しかし奪われた人命と感染者増加による社会麻痺はどうにもならないだろう。
それには新しい生活様式といった生ぬるい対策では糠に釘のごとく何の効き目もない。今までの社会生活を大幅に見直し、例えば物価をはじめ給与、年金、ローン、賃貸料等々の経済面の収支を半分に抑えるのである。そして一定期間(最低でも1ヶ月以上)生活の用、仕事の用以外のすべての外出を禁止し、ウイルス発生源を封じ込めてみる、その上に立っていかほどの効果が表れたか検証し対策を講じていくのが今できる最良の策である。命令の違反者には罰則を与えるなど法整備が必須条件であることは当然だ。
これは国内ばかりか海外に対しても同じ、一定期間仕事の用も極力自粛させ、基本的には入出国を禁止する、鎖国である。経済は一時的に麻痺する。だが現在の貨幣価値を半分以下に抑えれば生活犠牲者は最小限に抑えることができるだろう。この一定期間でコロナを封じ込められるかが我々人間とコロナの戦いである。経済もコロナもと両天秤にかけていてはいづれ共倒れとなる。その結末は、人間社会の滅亡となってしまうだろう。
そもそもコロナウイスはなぜ発生したか、世界中を恐怖の坩堝に陥れるウイルス菌、まさに化学兵器並の威力を持った兵器といっても差し支えあるまい。核の問題ばかりかこうした細菌の脅威にも今後幾度となく立ち向かっていかねばならない。それが人類といういままで地球界を独り占めしてきた者への掟であろうか。
2020.11