組織ぐるみの八百長か?貴景勝擁護の謎

ここ数場所の大関貴景勝に纏わる黒い霧が一層鮮明になってきた。大相撲9日目、貴景勝が何故前頭6枚目でありかつ対戦成績も2勝0敗と分のいい炎鵬を当てたか、そこに大きな疑惑が浮かぶ。さらに本戦では物言いがついた。軍配はいったん貴景勝に上がっての物言いに目を凝らしテレビ画面に食い入ればむしろ貴景勝の左足がわずかに早く落ちたように見えた。ところが審判部の結果は軍配通りと、その発表は声は上ずり良心の呵責に耐えたようにどもった言い回しにも表れた。せめて同体取り直しが妥当だが、ここにも審判部の中に貴景勝擁護の黒幕がいるとみた。

さらに、11日目関脇御嶽海戦、立ち合いも遅くじらしたように、業を煮やした御嶽海が仕切り直し後の立ち合いは後れ押し込んだ貴景勝に敗れた。これも何となく貴景勝の自身の無さからか、申し合わせたのかわからないが、とにかくカド番脱出の8勝目をあげた。ここまでは何となくとみてきたが翌日の取り組みでは突然の休場宣告、スポーツマンシップにも劣る姑息な対応に、貴景勝自身の人間性の問題とこれらを申し合わせたかのように受け取れる相撲協会、改めて八百長疑惑は濃厚になった。さらに12日目には白鵬が御嶽海の突き落としに敗れると、これまた申し合わせたかのように休場、終盤にきて横綱、大関の連鎖的休場をどう見るか・・・。

八百長は個人対個人が多くみられるが、ここ数場所見ていると協会ぐるみで貴景勝擁護のための八百長と感じられてならない。再三のカド番ともなればさらに何らかの意図的な組み合わせが多くみられ、これほど面白くもない相撲が過去にあっただろうか。取り組みも前日にならないとわからないことや様々な意図とする調整がみられ今場所も白けた場所になった。相撲協会という組織ぐるみでの意図的とも見える貴景勝擁護の姿勢に審判部をはじめ協会関係者に猛省を求める。

2020.7

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