緊迫感のないうすっぺらな政府

ここ数日、コロナ感染の拡大が広がってきた。相変わらず新生活様式だ、三密だとキャッチフレーズだけの対応にうんざりする。もっと緊張感のある対応がないものかとうすっぺらな政治と指摘する。さらにゴートートラベルと馬鹿なキャンペーンに乗せられ旅行をする人間たち、彼らにコロナ感染という緊迫感がないものかと疑う。政治も政治ならそれを支える国民も国民と人間の愚かさをまじまじと感じる。

「一度行ってみたかった」といった理由で旅行する輩たちを目の当たりにすると悲しい、コロナ感染で死亡者も出ている、苦しんでいる人たち、そうした人々を考えたことはあるのかと怒鳴りつけたい。表向きは「みんなで支え頑張ろう」と体のいいことを嘯く輩が多い。まさにみんな一緒のキャッチフレーズで自己満足するうすっぺらな人間たちに日本の危機感は増すばかり。薄っぺらは人間ばかりか政治そのものがうすっぺらであるからだ・・・・・・・。

今の政治を変えなくてはならないと思う人は必ず増えている。しかし今の憲法下ではどうしようもないとあきらめる。本物の政治家、本物の政治はどうすれば実現できるか、今こそ真剣に考えなくてはならない。いつまでも政党政治ではなく政治家本人の資質を生かせる選挙、政党といった組織ぐるみのリーダーではない、国民が直接選ぶリーダが必要となる。そのひとつとして最も重要なのが立候補という今までの制度を廃止することだ。本物は決して表に出たがらないからだ、だからこそみんから選ばれた人物がリーダになれる制度が必要というのである。

2020.7

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