毎年、相次ぐ水害、リーダ不在の日本 |
「水を制する者は、国をも制す」の格言はいつの時代も生きている。熊本県はじめ九州地方で大きな水害が発生している。毎年同じ被害が各地で起こっているにもかかわらず進歩のない社会の原因は貧弱な政治悪政がその主な理由だ。安倍政権なって10年以上続いても一向に水害は後を絶たない。九州などは毎年台風や梅雨間の集中豪雨が発生している、なぜ今までほったらかしの政治だったか・・・・金の使い道が誤っている。
それは資質に欠けたリーダと政治体質が問われるのである。はっきり申せば今の政治の有りようでは同じことを繰り返す。国会議員にせよ政治家としての資質に欠けた人間ばかりだからではないか。その原因は選ぶ側の国民にも責任がある。政党政治の在り方も問われる。本物の政治家、今求められるのは本物の政治家と本物のリーダーを選ぶ選挙制度が必要だ。
毎年毎年起こる甚大な被害は、公共工事の脆弱さが齎している。どの河川がどの場所が危険なのかはわかっているが予算不足で思い切った治水工事ができない。それが現状だろう。新型コロナウイルス対策にしてもリーダ不在が掛け声だけの支援が社会を混迷の坩堝に陥れている。災害防止、本物のリーダーの出現にはどうすればよいか、現在の選挙制度等を抜本的に見直し、与党だ野党だのと縄張り政治とおさらばが必要だ。さらに国民自身が選ぶリーダー、大統領制の導入も一案である。まさにリーダ不在のわが国は外交も脆弱、災害にも脆弱、リーダ不在の政治が改めて問われる。
2020.7