統制のないあまい新型コロナ対策

アメリカでは中国を上回る感染者が続出、日本も東京で急増する感染者、いづれも共通するのは法に縛られ自由と権利の履き違いがもたらしたものではないか。この非常事態に未だ自粛、協力という個人重視の言葉で国民に呼びかける。

コロナウイルスの猛威というものに危機感すら感じられない、都会では夜間でも若者たちが酒を飲みはしゃぎまわっている。このことがどういう結果をもたらすか、前例のないコロナウイルスは後手後手の対応が全世界に広がっていった。

こうした非常事態にも法的根拠がないため規制はできないと馬鹿なことをいう政府はじめ各都道府県のトップたち。法に従わねば誰も言うことを聞かない日本人ばかりか、法の上には人間の持つべき良識というものがある。その良識を超えない限り非常時には法云々の場合ではないといいたいのだ。

この先どうなるか誰もが予測できないこうした現状を見れば、法を超えた規制、統制というものが必要であることは誰もが認めなくてはならない良識であろう。中国が抑えられたのも共産主義国家の統制の表れである。大事なことは国としての統制である。


2020.3

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