新型コロナ対策、何のための休校かを問う

政府の決断、日本の決断、新型コロナウイルス感染防止として全国小中学校一斉休校の指示が出されて久しい。しかし現状をみれば喫茶店、遊戯施設、公園等々の場を利用して子供たちが多く集まり遊びに講じているさまを見ていると何のための休校だったか、4、500億円の税金を使ってまで取り組んだ対策は何のためか、何のための休校かと疑わざる得ない。親たちは言う「長い休み中子供が退屈しないためと」、だが、感染防止策として休校に追い込んだのは誰なのか、誰の判断であったか。

こうした状況を見ればむしろ休校するより学校のほうがむしろ安心できるのではないか。授業の在り方、校庭を使った授業などなど従来のやり方を見直せばさらに効果はあるはずだ。無駄な国の出費の防止にもつながるというものだ。何処の誰ともわからない不特定多数の場に集めるより学校のほうが余程感染防止にもなる。税金を当て一部事業者をはじめ家庭の収入減を見込んでの対策があまりにも宙に浮いて見え無駄遣いだったの感は強く残る。

こうした現象は、日本人一人一人のおせっかいな心が善意として表そうとしている人間性の表れでもあるが・・・。税金をつぎ込んでまでの対策は何のためだったか、その目的は何のためか、たとえ善意な行為であったにせよ、身勝手さは拭われまい。独りよがりの判断は国民として慎むべきである。何のための休校だったか、さらに休校のため多くの負担がかかっている家庭等々、今一度反省をし考えていただきたい。


2020.3

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