高校駅伝留学生起用はご法度に |
今年も全国高校駅伝が終わった。常に思うのは留学生起用の問題である。そもそも留学生の目的は何か、成績優先勝つためには手段を択ばないという高校教育にあって、あってはならない最も悪い教育の典型だ。そのことに関係当局をはじめ多くの高校駅伝大会関係者が気付かないのかと糾弾したいのである。
何度も言う、高校駅伝で留学生の位置づけをどうとらえているのかと、勝つための手段として、成績向上の手段として起用しているとしか思われない。関係者たちはそういう考えでなく、友好含め高校生全体のレベルアップのためとかと反論しよう、しかしその反論こそ身勝手な独りよがりの解釈である。結果がすべてである。
基礎体力の違う日本人と留学生ではまさに大人と子供の違いがある。本大会を見ていてもその差はだれが見ても明白である。留学の目的は何であるか、何を教育の一環として留学生を受け入れてきたのか、後進国ケニア人の教育のためとしてではないのか、高校陸連、学校当局は無論のこと、文科省としても反省しなくてはならない。来年度からは一新し留学生の起用はご法度として臨むことを期待する。
2019.12