なぜ批判的になるトランプ発言

このところアメリカトランプ発言に批判的な情報ばかりが聞かれる。なぜかと情報元のメディアたちを疑わざる得ない。就任直後のメディア批判がそのまま尾を引き何かといえばその言葉尻をつかみ批判する。トランプ氏のいうことをよく聞いてみればどうかと忠告したい。そのすべては誤ってはいない、正しい。不法の移民を撃退する、不法だからである。また最近では、民主党黒人女性議員を意識したかのようなアメリカが嫌なら自国に帰ればよいといった情報、中絶は拒否といった発言、考えてみればすべてがもっともではないか。アメリカのやり方にいちゃもんを付け文句ばかり言う黒人議員へ自国へ帰ってその分よくするよう働けばよいと忠告したに過ぎない。

女性の妊娠中絶にしても特別な理由がないかぎり安易に行うべきではないと指摘いるのである、キリスト教云々とは別な人間としての道徳の問題である。こうしたごく当たり前の発言をメディアは自らに都合よい反対派の意見や映像をここぞとばかり流している。

誠に世を悪くする元凶は今やテレビなどメディア界といっても過言ではない。正しい発言も誤ったように伝えるメディアたち、いかに報道には自由があるからといってその自由にも限度とモラルがある。今やテレビメディアは全世界の多くの家庭に侵入している。目から耳から入ってくる情報はその影響は非常に大きい。誤った情報も正しいように伝えるには相手を批判の対象とすればそれで済んでしまう。誠に恐ろしい世の中といわざるを得ない。

テレビは人間をダメにするとは50年も前のある映画の一コマであった、当時は子供も大人もテレビに釘付けになり勉強も仕事もおろそかになってしまうことへの警告であったが、今はそれ以上に恐ろしい。社会全体としての考えを誤った方向へ導いていくからである。保護主義の発言にしてもその根底にあるのは自国が貧困にあえいでいてはいけない。先ずはそれを解決してから他国への支援をと進むのが道理というのが保護主義の考えである。この考えはアメリカばかりか全世界のどの国をとっても一理ある発言ではないか。自国が困っているのを顧みず他国のことばかり気にしていてはいけないという戒めでもある。我が日本もその通り、低い年金で暮らす人たち年金格差社会これを顧みず輸出産業ばかりに目を向け海外支援だと目を向けているような政治は駄目政治であると指摘しているのである。

ところがメディアたちはそうした分かり切ったことも批判の的にする。すべからく理屈をつけて自国第一主義だ自由貿易の制限だと批判しまくってきた。移民にしても不法である移民を保護する発言ばかりで、不法とは法を犯しての犯罪であるそれを是認している始末である。トランプ氏の発言はメディアに乗って様々な誤解を与えてきたが、なるほどもっともなことだと誰しもが納得する時代はそう遠からず訪れるであろう。


2019.7

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