流石立派、大阪市長選候補辞退 |
流石立派だと思った。大阪市長選に自民党が推薦した辰巳琢郎さんが固辞したというニュースが入った。知名度を利用して対抗措置を講じた自民党幹部の浅はかな思惑を見事払拭させた。さすがと感心した。今やタレントなどテレビの人気者を推薦し頭数を合わせるための方策がこのところ続いてきただけに今回の辰巳氏の判断を高く評価した。
今や選挙といえば有名人?やテレビ界のタレントなど知名度を利用した選挙が多くみられ公平な選挙を真っ向から覆してきただけに、流石と感心した。過日行われたアメリカ議会選挙をみても下院選挙では民主党推薦の若手女性候補たちが多くの票を集め過半数を超える結果を出したことなどを見ても明らで、選挙のための数合わせには歯止めをかけなくてはならない。民主政治の基本となる公平な選挙とは何か、同じ土俵での選挙戦とは何か、これを機会に改めて考え直してもらいたい。
2019.3.11