豊かさとは、主婦のためのご意見番 |
今の時代何かが間違っていませんか。千葉県野田市の児童虐待等々、このような事件が昨今後を絶ちません。その原因の一つが女性の活躍だ、女性の社会進出だといってきた安部内閣の指導にあります。騙されてはいけません、主婦が働きに出て喜ぶのはだれかを考えてみなさい。子供ですか家族ですか、ノーでしょう、そうです主婦の皆さんが社会に出て働けばマイカーも必要でしょう。となれば喜ぶのは自動車業界ということになります、ほんの一例です。それに国も大喜び、主婦の稼ぎが税収となり国に入ります。そのほか、待機児童解消のため保育園、幼稚園の建設ラッシュ、保育園が増えればそれだけ税収が増える、雇用も増える、雇用が増えればまたまた税収も多くなる。いいことずくめのレシピが企業や国に生まれてきます。すべてが安部政権下で行われてきた企業優先の政治政策と思いませんか。
前置きはこのくらいとして、お母さんが働きに出て最も犠牲となるのが子供たちです。子供を育てるのは誰か考えた事ありますか、他人ではない親であることは当たり前のことです。特に幼児のころは母親による育児が大切なのです。保育園や幼稚園から帰ってきても、家にだれもいない家庭はつらく悲しいことです。日が落ちても灯りが灯らない我が家ほどさびしいものはありません。お母さんが家にいれば灯りは灯っています。学校や幼稚園でいやなことがあってもお母さんに聞いてもらえる。こんな 当たり前の環境が大人に成長していく上で欠かせない教育なのです。
幼い頃、こんな話を聞きました。・・・その昔、少年がリンゴを持って家に帰ってきた、母親は,そのリンゴ どうしたのと聞いたが少年はある人から貰ったと答えました。母親は何処の誰かと確かめず、それはよかったね、といって少年と二人でリンゴを食べたました。次の日も少年はリンゴを貰ったといって母親と一緒に食べました。少年は、母親のよかったね、という嬉しそうな顔が見たくて、度々リンゴや柿を貰ったといっては持ってきたのです。
それから何年か経ち、成人した息子が罪を犯し刑場に送られてきました。一目逢おうとした母親の姿を見かけると息子は、役人の手を払い母親めがけて走り出しました。そして、母親に、なぜ、小さい時リンゴを盗んだ俺を叱ってくれなかった、といって母親の耳を喰いちぎった、という話です。
三つ子の魂百までもという諺があります。子育ては3歳までが大切だと言われます。人格形成の基本となるからでしょう。この時期に保育園や幼稚園に預けて、他人の世話を受けたらどうなるでしょう。如何に保育園の先生方が有能な先生でも、子供にとって母親以上の教育は受けられません。昔は生活のため生きるため夫婦共働きの家庭がありました。今はというともっと収入を増やたい、やりたいことをしてみたい、社会に出て友達を作りたいとか、すべて主婦の皆さんの都合で働いている方が多いのではないですか。その陰で子供たちは何を感じているのか、心が満たされているのか考えてみてください。今ではほとんどのお母さんが同じ境遇でいるため気にすることも少ないでしょう。
将来立派な人間に育て上げることは社会にとって非常に大切なことです。経済面から見直すなら扶養手当ではなく、大切な子育てという仕事への対価として主婦手当つまりお母さんも家庭にあっては立派な労働者という位置づけで、最低でも月額10万円を報酬として国が支払う。そうすれば共働きをしなくて済む家庭が多くなると思います。豊かな家庭は経済面ばかりか心にも豊かさを持ってください。子供が小さいときは母親としてその勤めをしっかりと果たすことが、社会に出て働いている男たちと同じ以上の立派な仕事をしているということです。
子供は母親の背中を見て勉強しています。そこが重要であって当たり前のことと見られがちですがとんでもありません、その当たり前のことこそ奥が深いのです。賢い母親に育てられた子はそれなりに社会の役に立つ人間に育ち、反対にずぼらな母に育てられた子は社会のシステムに溶け込めず後ろ指を指される人間になるでしょう。そのように子育ては千差万別で奥の深いやりがいのある仕事だと考えてください。
豊かな社会、家庭はこうして夫婦それぞれの持ち場を違えず子供を立派な人間に育て上げていくことから生まれます。学校の先生は他人です、学問は教えられても育むことはできません。教育とは教えることと育むことの両輪から成り立っていると思います。誤った諸外国の情報や社会の言うことに惑わされず母親として誇りを持って生きてください。そうすることがいじめにあって自殺する子や、虐待される子供も圧倒的に減ると思います。子供の拠り所は家庭にしかありません、もう一度主婦とは母とはを考えてみてください。
2019.2.13