国民の生活が第一は何処へいった

民主党を離党してまで立ち上げた国民の生活が第一は何処へいった。滋賀県知事嘉田氏の日本未来の党に合流し吸収されてしまうのか、甚だどころか大いに不満が残る。何が何でも小沢氏を政界から抹殺するための策謀としか映らない。その仕掛け人は誰だったのか、正に青天の霹靂ともいうべき三極の嵐である。

庶民にとって国民の生活が第一のキャッチフレーズは、一本の灯明を灯した。結党以来わずか4カ月で解体されるのには余程の訳ありと見た。現職の知事が雄たけびを上げた今回の事件、当の本人は国政には参加しないと明言した。単にそれだけのためか、原発ゼロを叫ぶ女の浅知恵に政界の大物政治家小沢氏が屈するならば、世も終わりと言えばそれまでだが、どうも不可解極まる茶番である。

衆議院選挙公示をまじかにして、誰がために小沢降ろしを計画したのか、再三の検察審査会による告訴は、小沢氏無罪で結了した。そのことへの不満がテレビや新聞等マスコミ界に蔓延った結果か、とにかく日本を改変されて困るのは彼らマスコミ族である。また現職の知事の動向も極めて不愉快である。計画的な新党結成とはどうしても受け取れない、何らかの策謀、謀略があっての結成ではないかと思うのである。

既に立候補者の名簿も国民の生活から日本未来の党へと変更されてしまった。小沢氏よこれでよいのか、国民の生活を第一とした信条は何処へ行った。有権者にとって何よりの味方が国民の生活が第一というスローガンであったはず。裏を返せばそれを使われて困る輩が動き出した第三の力、全く不可解な日本未来の結党である。

2012..12.02


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