ビッグなスポーツ中継はNHKに任せよ

2011世界陸上選手権が始まった。民放系テレビが独占放映している。、毎度のことだがせっかく期待していたものが無残にも踏みにじられストレスが溜まるといった現象は毎度のことながら変わらない。テレビ各社には協定というものがあるだろう、だがもっと視聴者に目を向けた内容にすべきである。スポンサーに気遣いする民放テレビの放映はせっかくの競技を台無しにしてしまう。

競技中にもかかわらずコマーシャルが入るとその間の競技は中断され、観る者にとってこれほど悔しい思いはない。競技が主役かコマーシャルが主役なのかと見間違えるほどのひどいものだ。

それに民放テレビ、今回はTBSであるが実況中継するアナンサーの技量のなさとガイド役織田の存在は一層競技への興味を薄れさせてしまう悪態だらけである。改善する余地はないのかと常々感じてきたが一向に改まらない。

陸上日本選手権の興奮と感激はNHKが独占して放映してきたからだが、そのために臨場感を損なうことなく心から楽しめた。W杯女子サッカー然り、コマーシャルのない連続性のある放映こそ視聴者の心を捉え堪能させるものはない。

スポーツ中継における協定があるにせよ、観る側の満足度の得られない民放テレビのスポーツ中継は撤退させるべきである。ビッグな大会は全てNHKに任せるといった決断が必要ではないか、儲け第一の目線がおっかけ中継に走り、観る側無視の中継を招きスポーツの醍醐味を一掃させてしまうのである、心して欲しいものだ。

2011.08


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